掲載日:[2016.05.24] 照会数:22196
『私の心の中の韓国』
1970年8月、父親と一緒に初めて韓国を訪問した藤本巧(ふじもと たくみ)氏は、その後50年近くにわたり韓国を訪れ、ソウル、釜山、慶尚道、済州島など韓国の隅々までを写真に収めました。『私の心の中の韓国』は、その中で、1970〜1990年代に撮影したモノクロ写真約400枚を選びまとめた本です。特に1970年代の写真は、彼が最初の韓国旅行で撮影したもので、韓国での撮影活動のベースとなる写真なので、注目に値します。韓国の風土と人々生活がこめられた写真集は大阪韓国文化院でご覧いただけます。
* 著者:藤本巧(ふじもと・たくみ)
1970年から韓国の風土と人々を撮り続け、雑誌『季刊 三千里』や『靑丘』などにフォトエッセイを長期連載した。著書としては『韓くに、風と人の記録』(2006年 フィルムアート社)、『韓くに風の旅』(1987年、筑摩書房)などの写真集10冊余りを発行。日本での展覧会も数回行った。
韓国では2012年韓国国立民俗博物館「韓国を愛する巧 7080 過ぎ去った私たちの日常」等の展覧会を開催。韓国で撮った約4万6千点余りのフィルムや写真などを韓国国立民俗博物館に寄贈し、韓国文化体育観光部長官賞を受賞した。現在も毎年韓国を訪れ、写真撮影を続けている。
大阪韓国文化院 図書室でお楽しみいただけます! 