掲載日:[2016.09.12] 照会数:11031
2016年 第12回 韓国映画定期上映会
「K-CINEMA by イ∙ジュンイク 監督」
ソウォン / 願い
◇上映情報◇
○日時:2016年 9月 10日(土) 16:00(開場15:30)
○会場:大阪韓国文化院 ヌリホール
○入場:無料、予約不要
※スケジュール、上映時間、場所の変更にご注意ください。
※事情により作品を変更または中止する場合もあります。
◇映画情報◇
○監督:イ·ジュンイク
○出演:ソル・ギョング, オム・ジウォン, イ・レ, キム・ヘスク ほか
○韓国公開:2013年 10月 2日
○上映時間:122分
◇ストーリー◇
2008年に韓国で発生した幼女暴行事件とその裁判結果を軸に、性犯罪の被害にあった少女とその家族が、絶望の淵に立たされながらも希望を見出していく姿を描いたドラマ。ある雨の朝。8歳の少女ソウォン(イ・レ)は、通学途中で酒に酔った男と遭遇し、暴行を受けてしまう。その恐ろしさから、ソウォンは身体と心に生涯消すことができない傷を受け、父ドンフン(ソル・ギョング)と母ミヒ(オム・ジウォン)はわが子に起きた想像を絶する事態に泣き崩れる。だが、そんな一家の想いをよそに、事件を知ったマスコミが病院に殺到。娘を好奇の目から守ろうと必死に立ち向かう両親だったが、裁判で犯人の有罪を立証するために、ソウォン自身の証言が必要となり、さらに追い詰められてゆく。その一方で、ソウォンは父であるドンフンの姿を見る度に犯人の男の記憶を蘇らせるようになり、ドンフンは怯えるソウォンに近寄ることさえ出来なくなってしまう……。
★K-CINEMA by イ·ジュンイク 監督★

○1959生まれ
○世宗大学絵画科東洋画専攻(中退)
1959年9月21日、ソウル生まれ。世宗大学絵画科東洋画専攻を中退した後、女性誌のデザインや広告関連の仕事をした後、映画界に足を踏み入れる。1993年に映画「キッドカップ」で監督としてデビューした。2005年「王の男」で、全国1230万人の観客を動員し、ヒット監督の仲間入りを果たす。「王の男」は、韓国の数々の映画祭で大賞を受賞。続いて、2006年に「ラジオスター」、2007年に「楽しい人生」、2008年「あなたは遠いところに」と、音楽を題材にした映画3部作を発表した後、2010「雲から抜けた月のように」を発表。2015年には「思悼」で630万人を動員。2016年には詩人 尹東柱の一代記を描いた最新作「ドンジュ」を発表。「思悼」と「ドンジュ」で2016年の「百想芸術大賞」映画部門大賞を受賞。
○主な作品
2005年 王の男
2006年 ラジオスター
2008年 あなたは遠いところに
2015年 思悼
2016年 ドンジュ