掲載日:[2014.10.08] 照会数:20678
『どきどき僕の人生』
<走れ とうちゃん>と<唾がたまる>の二冊の短編集だけですでに多くの読者たちから愛されている韓国文壇の次世代作家の代表として注目されるキム・エランの初の長編小説である。幼い両親と老いた息子の眩しい物語を描いている。17歳で子供をもった幼い両親は、不安と期待の中で新しい生活を始めるが、生まれた子供アルムは早老症であった。誰よりも早く老いてしまう病気をもった子供は、自分によって失われた両親の青春を取り戻すため両親の物語を書いてプレゼントすることを決心する。最近、カン・ドンウォン、ソン・ヘギョ主演の映画も作られた。
* 著者 : キム・エラン
韓国芸術総合大学演劇院劇作科を卒業。2002年、短編「ノックしない家」で第1回大山大学文学賞を受賞。短編集<走れ とうちゃん>、<唾がたまる>で韓国日報文学賞、今日の若い芸術家賞、シン・ドンヨプ創作賞、イ・ヒョソク文学賞、キム・ユジョン文学賞、若い作家賞などを受賞した。
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