掲載日:[2013.08.27] 照会数:20161
「縮み」志向の日本人
小さいものに美を認め、あらゆるものを「縮める」ところに日本文化の特徴がある。もう世界で大勢の人が利用している扇子、食事の場を縮めたお弁当などは「和魂」が詰まっている。
入れ子型・折詰め弁当型・能面型など「縮み」の類型によって日本文化の特質を分析した“日本人論の中の最高傑作”と言われる名著だ。
* 著者 : 李御寧
ソウル大学大学院碩士 文学博士 。梨花女子大学教授、国際日本文化研究センター客員教授、韓国初代文化相を歴任。1982年、日本語で書かれて出版された『「縮み」志向の日本人』はベストセラーになり、国際交流基金大賞受賞。韓国では『李御寧全集』(22巻)のほか多数の著書がある。
大阪韓国文化院 図書室では、
韓国語原作版・日本語翻訳版のいずれも所蔵しております。
韓国語の勉強に、2冊を読み比べながらお楽しみもいただけます! 