掲載日:[19-09-03] 照会数:2439
伝統衣装を着て写真撮影する若者たち=1日、ソウル、聨合ニュース
[キム・ミンジ、イ・ギョンミ]
日本の経済報復措置により、韓国と日本の関係が悪化する中、両国の文化交流行事「韓日交流おまつり2019 in Seoul」が1日、ソウルで開かれた。
「まつり15年 新たな明日へ」というテーマで開かれた今回の行事では、「楽しいおまつり、楽しい出会い、楽しむ私たち」をスローガンに様々なイベントが行われた。特に、今年は、両国の葛藤によって開催が危ぶまれた。しかし、民間交流は続けるべきだということで両国が一致、例年より規模は縮小されたものの、無事に開催された。
韓日少年少女合唱団の公演で幕を開け、続いて両国高校生らのジャズ・パフォーマンス、バンド公演、K-POP&J-POP公演など多彩な公演が披露された。
会場に集まった市民らは伝統衣装を着て記念撮影をしたり、両国の食文化を体験したりするなど、それぞれお祭りをだっぷりと楽しむ様子だった。また、韓国と日本の文化交流を応援するメッセージを書くことで、両国の問題が一日も早く解決できることを願った。
外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官は開幕式の祝辞で、「韓国と日本が困難を乗り越えることができたのは、両国間における民間レベルの根深い交流と相互理解があったからだ」と述べ、交流おまつりの重要性を強調した。
韓日交流おまつりは、両国の国交正常化40周年を記念するため、2005年からソウルで、2009年から東京で、それぞれ毎年開かれている。28~29日には東京で開催される。
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