掲載日:[19-06-05] 照会数:905
昨年の「DMZピース・トレイン・ミュージック・フェスティバル2018」。右から、セックス・ピストルズのオリジナル・メンバーであるグレン・マトロックと韓国のギタリストであるチャ・スンウ=DMZピース・トレイン・ミュージック・フェスティバル事務局
[キム・ウニョン]
戦争を象徴するスペースで平和を念願するミュージシャンの歌が響く。
ソウル市と江原道(カンウォンド)の鉄原郡(チョルウォングン)で「DMZピース・トレイン・ミュージック・フェスティバル2019」が、6月5日から9日まで開幕する。平昌冬季オリンピックを契機に、韓半島で醸成されている平和ムードを拡散させるため、ソウル市と江原道などが主催した。
7日の開幕公演を皮切りに3日間、鉄原一帯で平和を念願する公演が開かれる。
国家・政治・理念を問わず、全世界の人々が音楽を通じて自由と平和を共に体験しようという趣旨の下、昨年から開催され、今年2回目を迎える。参加国も7カ国34団体から12カ国36団体に増えた。
今年には、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのオリジナル・メンバーとして活動したジョン・ケイルを始め、中国におけるロックンロール創始者であり、北京育ちの朝鮮族である崔健(ツイ・チェン)が参加する。また、アフロビートの創始者フェラ・クティの意志を継ぐ、ナイジェリア出身のシェウン・クティ&エジプト80、デビュー40周年を迎える韓国の歌手である鄭泰春(チョン・テチュン)も参加する。
この他、5日と6日には、ソウル プラットフォーム倉洞61で平和をテーマにしたフォーラムとショーケース・コンサートなどが開かれる。
予約は、公式ホームページ(http://en.dmzpeacetrain.com)とイベントブライト(https://www.eventbrite.com) で出来る。
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