
유비호 ユ・ビホ(RYU Biho)

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『A prophet’s Words(予言者の言葉)』は、2018年ユ・ビホ作家がベルリンに滞在していた際に発表したインスタレーション作品で、死者が生きている者に伝える予言・知恵の言葉を盛り込んでいます。青い画面の中で頭を傾けた男性は、神秘的で厳粛な雰囲気を出しながら、5章で構成された詩を独白するように静かに吟じます。この作品は、南北分断で家族と生き別れた失郷民のインタビューと、2015年トルコ南部の海岸で溺れた状態で発見されたシリア難民の子供を扱った記事から始まります。 5章で構成された詩は、それぞれ人間社会の分裂と破滅をもたらす混沌と憎しみ、戦争と紛争の深い悲しみと悲劇的な運命、苦痛の中でも大切にしていた懐かしさと希望を語り、最後には絶望の中でも光を探すために苦労する姿とともに光を求めて闇を克服しようとする意志を示しています。 |

송세진 ソン・セジン(Sejin Song )

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ソン・セジンの「Work」は、2065年の未来を背景に二人の違法的な時間旅行者の会話を撮影したSF素材の映像作業です。音を脳に伝達する機能が衰退してできる脳の「信号」である耳鳴から始まるこの作業は、実在する音と耳鳴のように異なる二つの世界の繋がりについて扱っています。映像に登場する二人の人物は耳鳴を通じて異なる世界と時間の交差点に干渉し、音と耳鳴、即ち現実と記憶の境界を越えます。 作家にとって耳鳴は脳の信号という単純な身体的現象を超え、人間の記憶とアイデンティティ、そして時間との関係を探る媒介として作用します。作品は現在から書き直す過去、過去の反芻(はんすう)から鑑みる現在を行き来しながら耳鳴を通じて異なる二つの世界の出会いと別れを隠喩的に表現します。 |

Inhale
2017-2019年、吹きガラス、45×55×25cm、44×42×20cm、40×65×30cm、50×80×20cm、50×38×10cm(5点)
기슬기 キ・スルギ(Seulki Ki)

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写真は光を色に変える媒体です。光は積み重なるほど白に近づくこととは違い、色は減らすほど白に近づきます。言い換えれば、写真で白を表現するためには大量な情報が入力されなければなりませんが、結果的に出力された状態では何も存在しません。作家は、このようなギャップを明らかにするため、墨を塗った韓紙、すなわち黒い媒体を選択して、空のスペースを逆説的に明らかにします。さらに作品に使われた宇宙のイメージは、存在しますが、人間の視覚では認識できないものです。このように、作家は黒い媒体と宇宙のイメージを表現の方法論と対象として選び、存在するが認識されないものに疑問を投げかけています。 |


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2点のサウンド作業を通じてキム・ウジンは、北海道のアイヌ語と沖縄のうちなーぐちに注目します。作家は両言語の使用集団及びその後、そして該当地域の居住者と会話をしながらアイヌ語とうちなーぐちに関する記憶と歴史を追跡していきます。この過程で、異なる社会の内面で見られる疎外と消滅の様子を記録し、観察者の観点から会話を編集しました。世代別のインタビューからわかる相違な視線は、このような現象が特定の単語集団の絶滅を超えて文化的アイデンティティの喪失につながると暗示します。 |

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