
気候
韓国は四季がはっきりしています。春と秋はかなり短く、夏は暑くて湿気があり、冬は乾燥していて雪が多く、寒い日が続きます。最近は世界的な気象変化によって韓半島もその影響を受け、以前より夏は雨が多くなり、冬は雪があまり降らなくなりました。
気温は地域によって大きな差があり、地域ごとに平均6度から16度の気温差が見られます。最も暑い8月の平均気温は19度から27度で、冬は1月が 最も寒く、平均零下8度から6度までの地域差を見せます。
初春は雨がちで、中国北部の砂漠からの黄砂を伴った風が吹き、予想し難い天気が続きます。4月の中旬になると穏やかでさわやかな天気になり、色とりどりの野花が山や野原に咲き乱れます。農家ではこの時期になると、田植えに備えて苗床を準備します。青く澄みわたった爽やかな秋空は韓国人が最も愛する秋の季節の景色です。この季節になると、農家の風景は素朴な色合いに染まったとても美しいものになります。収穫の季節でもある秋には、昔から受け継がれてきた各地方の習慣にまつわる様々な催しが行われます。

人口
2018年の統計庁の資料によれば、2017年の大韓民国の総人口は51,446千人で、人口成長(増加)率は0.39%である。2032年に成長率は0%となり、それ以降、2060年にはマイナス0.97%水準に落ち込むと予測される。
我が国の人口中位年齢(国民を年齢順に並べ、全人口を2等分する境界点にあたる年齢)は2014年(40.3歳)に40歳を超え、2017年には42歳、2033年(50.3歳)には50歳を超えると予測される。
(資料出典:統計庁)