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セマウル運動記録物をお伝えします。




セマウル運動記録物(2013年登録)
 
セマウル運動の記録は、韓国政府と国民が1970年より1979年まで進めた地域社会の開発運動である、セマウル(新しい村)運動の過程で生まれた大統領演説文、決裁文書、行政部署によるセマウル事業の公文、マウル(村)単位の事業書類、セマウル指導者による成功ケースの原稿と手紙、市民からの手紙、セマウル運動の教材、関連写真と映像など約22,000件の資料の総称である。

韓国は日本による植民地支配と韓国戦争という悲劇を経験したにも関わらず、目覚ましい経済成長と民主化を同時に達成した世界唯一の国であり、アフリカなど多くの開発途上国が韓国式の発展モデルを学習している。
国連も認めた「農村開発」と「貧困退治」のモデルケースである「セマウル運動」に関する歴史的記録である。
2013年6月、ユネスコ世界記録遺産国際諮問委員会(6.18~21、韓国・光州)において、世界記録遺産に登録された。