石尊「仏」と法華経「法」そして会中「僧」を所礼としてに礼拝、賛嘆、供養することで一切含霊が真理の海に入るようにすることが 霊山斎である。つまり、霊山斎は法華経を思想の根幹として仏国土を現実に具現しようとする韓半島の仏子の念願が作った韓国仏教最高、最大の真理具現儀式であると同時に、修行道の一環である。霊山斎の内容を挙行される順に立脚してみると次の通りである。
霊山斎は、1973年国家重要文化材に指定され国家の保護のもと伝承され始め、1987年霊山斎保存会が公式的に設立認可されてから本格的に伝承活動を始めた。霊山斎は韓国仏教宗派の内、仏経儀式の伝統性を維持している太古宗宗団の奉元寺を中心に伝承されている。従って、伝承者のほとんどが太古宗宗団所属の僧侶らである。陰暦5月5日(重五日)奉元寺道場で霊山斎の公開行事を行ってきているが、最近はより多くの国民の参加を促そうと2007年から陽暦6月6日に行事を変更実施している。
霊山斎は、伝統文化の一つで生きている人も死んだ人も全て仏の真実・真理を悟り、煩悩と苦しみから脱することができる境地に至らせ、公演としてではなく大衆が参加する荘厳な仏教儀式としての価値がある。